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zoom RSS 清冽 詩人 茨木のり子の肖像 後藤 政治

<<   作成日時 : 2011/01/11 21:30   >>

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詩人の評伝を書くということは難しいことなのではないでしょうか?

特にこの本のように著作を引用している場合には、詩の持っているパワーに負けないだけのパワーを評伝が持っていなければ、詩を表す為の影になってしまう。そんな気がします。

評伝として考えると、この本では伝えられる側になっている茨木のり子さんが表した「獏さんのこと」や「個人のたたかい」の方が好きだけど単純な茨木のり子ファンとしてはこの本は嬉しいです。

言葉は悪いけれどファンが書いた1冊丸ごとファンブックとして捉えると、凄くいい本なんですよね。茨木のり子をまるで知らない人にも勧めたくなるくらい。

茨木のり子さんだけでなく、この詩を知らないのは日本人として損じゃない、という名詩人の詩がびしばし引用されているし、大人の女性ってこういうものよね、という生き方の一例は見せてもらえるし。

内容的にはかなりいい本なのですが、惜しむらくは「茨木のり子は石垣りんの評伝を書く予定だった」という一文が書かれていること。

そんな死んだ子の年を数えたくなるような事をわざわざ教えてくれなくても。遺作として読める可能性があるならともかく、もう絶対読めないというのに……

岡本喜八の次回作の予定が「幻影辻馬車」だったと知った時のようなショックでした。



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