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zoom RSS 第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい M・グラッドウェル

<<   作成日時 : 2009/01/14 21:05   >>

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身体技法の講座で身体の持っている能力の高さについて何度も耳にしていたので、内容にあまり新鮮味はなかったけれど、まあ面白かったです。

驚きという点では古武術関係の本の方がありますね。

外国人で古武術関係にはまる人が多いのは彼らの概念や常識ではありえない動きをする人を実際に目にすることが出来るから、驚きが好奇心を呼び、秘密を解き明かしたいと習得を目指す人が出るのかしら?

読みながら、これ霞ヶ関の人達に必要な言葉じゃないのかなあ、と思ったのが

「彼は部下に『指示は出すが諸君の行動を支配はしない』と伝えていた。つまり、全体的な指示や作戦の目的は私を含む指揮官が伝えるが、戦場に出た部隊は上からの細かい指示を当てにするな、ということだ。前線の部隊はみずからの責任で、頭を使って前に進まなければならない。だから赤チームの空軍司令官も、この原則に従って青チームを殲滅すべく、自分なりの作戦を考えて実行した。私は彼に、具体的に何をしろとは言っていない。ただ目的を示しただけだ」

「部下には青チームが使っているような言葉は使うなと命じた。普通の会話でならともかく『効果』という言葉は聞きたくなかった。そういう機械的な手順には一切かかわりたくなかった。代わりに私たちは部下の知恵と経験と優れた判断力を活用しようとしたんだ」

日本の官僚に出来ていないのってこれでしょ?上からの細かい指示で全てを管理したがる。部下の(現場の・あるいは民間の)知恵と経験と優れた判断力を信用せず、活用しようとしない。機動性に勝る海外政府に負ける筈よね。

あと、メモしておこうと思ったのが

「余計な情報は必ずしも有利に働かないと言う。実際、複雑な現象の下に隠れているサインを見つけるには、少しのことがわかればよいのだ」

「余計な情報はただ無用なだけでなく、有害でもある。問題をややこしくするからだ」

「正しく判断するには熟考と直感的な思考のバランスが必要。ボブ・コロムが車の販売で成功したのは、客の目的やニーズや感情を一瞬で直感的に理解するのがうまかったからだ。だが彼が優秀だったのは、そのプロセスを止めるべきとき、すなわち、ある種の瞬間的な判断に意識的に抵抗するべきときがわかっていたからでもある」

「優れた判断には情報の節約が欠かせない。複雑な問題をごく簡単な要素に切り詰めて、ひどく複雑な問題にも明確で基本的なパターンがあることを示してみせた。このようなパターンを拾う際、情報は少ないほうがうまくいくことがわかる。判断する人に情報を与えすぎるとサインを拾いにくくなることを彼は証明してみせた。正しい判断を下すには情報の編集は必要なのだ」

「状況を輪切りにするとき、すなわちパターンを認識し、瞬時に判断するとき、私たちは無意識のうちにこの編集作業をしている。情報編集する能力がない、何を編集すればよいかわからない、編集作業を許されていないといった場合は、結果として瞬時の判断力が落ちる」

「選択肢は多すぎると、無意識の処理能力を超えて、麻痺してしまうのだ。瞬時の判断を瞬時に下せるのは、情報は少ないからだ。瞬時の判断を邪魔したくなければ情報を減らすことだ」

と、いったところかな。確かに私たちは情報を多く持っていなければと思うあまり、自分の情報処理能力の把握をおろそかにしてしまうのかもしれませんね。情報についてもシンプルイズベストが通じるのかしら?


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