海猫亭日誌

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zoom RSS タネが危ない

<<   作成日時 : 2012/04/12 00:37  

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この本を読んで以前読んだインタビュー記事を思い出しました。鋼の錬金術師の作者が漫画家になる前の農業時代の思い出として
「うちの地域はクローン牛の導入が早かったんですが、クローン牛は寿命が短いんです。何故だかわからないけど寿命が短い」
 現場の異和感というやつですね。何故か判らないけどおかしい。何か、ひっかかる。

 研究室では異常なし、とは結果が出ている。でも代々続いてきた種屋としての感覚が訊ねる。
「本当に?」

 今、市場に出回る野菜のほとんどがF1種であるということは、どこかで聞いたことがありました。
 F1種は自家採取が出来ないので、農家が毎年種子会社から購入しなければならない種であることも。
 それがどういうことであるのか、この本を読んで解かりました。

 F1種というのは大きさや形の揃った規格品として市場に流通しやすい野菜の種を作る為に男性不妊の株に他の株の花粉をつけて受粉させたものだったのですね。

 人の求めるニーズ、市場の求めるニーズによって遺伝子異常を起こした株を利用して生まれた種。

 確かにこれを知るとミツバチが消えた理由に種が関係あるんじゃないか?と連想するのも無理はないと思います。ミツバチが植物の受粉に利用されるというのは有名な話ですからね。

 遺伝子異常によって男性不妊を起こしている植物の受粉の受粉に利用されているミツバチ。そのことによってミツバチが男性不妊になっているとしたら…?
 あくまでも仮説です。でも、もの凄〜く納得感のある仮説なんですね。

そして男性不妊の野菜を気づかぬうちに食べ続けている人間が、その影響を受ける筈がないと本当に断言できるのでしょうか?

遺伝子組み換え産業による世界の種苗会社の買収支配も怖いですが、やっぱり断言出来るか判らないことを大丈夫だからと断言して、取り返しのつかない可能性を残している事が一番怖いです。

だって私達はすでに「大丈夫だから」という言葉が幻想だと知ってしまってますからね。


タネが危ない
日本経済新聞出版社
野口 勲

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