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zoom RSS FBI捜査官が教える「第一印象」の心理学 ジョ-・ナヴァロ トニ・シアラ・ポインタ

<<   作成日時 : 2011/08/04 21:30   >>

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元FBI捜査官がノンバーバル(非言語)コミュニケーションの極意を広く一般読者に教えるシリーズというやつで、これはシリーズ2冊目。

私は第一弾の方を読んでいないのですが、この内容なら第一弾の方を読んでもいいなと思いました。

ノンバーバルと心理学というとビジネス書のコーナーにその手の胡散臭い本が山積みされていそうですね。
その手の本とこの本の違いはどこにあるかというとノンバーバルの範囲がとても広いことですね。

体の動きや、表情、服装といった外見。声のトーンや話し方、抑揚、大きさ、話の長さ、間のあけ方や沈黙といった話術。身なりの整え方や姿勢、持ち物、習慣や性格、行動。

これらはすべてノンバーバル。自分がどういうものであるかということを周囲に伝える為のメッセージという指摘には、武士は雨が降っても走りださないように教育されたという話を思い出しました。

雨が降っても走らないことで、自分は雨が降ったくらいで慌てるような小心な人間ではないぞ、ということを非言語メッセージで周囲に伝える為にそういう教育をしてきた、ということなんでしょうね。

だから幕末期、日本を訪れた外国人が武士と庶民では同じ日本人とは思えないと記すほどたたずまいに差があったのでしょう。
階級社会では階級に応じた振る舞いが要求される=非言語メッセージの伝え方を幼少時から叩きこまれるということなんでしょう。

人間の行動を観察したら
「その行動は快適な気持ちを表しているのか不快な気持を表しているのか?」
をまず考えてみる。

「この人は100%快適だろうか?」
という疑問の答えが否なら、何が不快の原因であるのか観察し、理由を考えて、対策を立てて対応してみる。これはコミュニケーションが上手くいくでしょうね。

ノンバーバル・コミュニケーションとはボディ・ランゲージのことだけではなく、効果的なコミュニケーションを生み、自分自身や影響を与えたい人を変える為に応用し、利用できるもの。

「私を信頼してください」
と、口で言っているだけではむなしいだけ。人から信頼して欲しかったら周囲の人が
「この人は信頼に足る人だ」
と思うようなことを実践すればいい。本当の信頼を生むのは言葉ではなく振る舞いを通して伝えている信頼性。どのように自分自身と周りの人々に対応するか。

「いつも自分の憧れの職業に適した服装をしているといいよ」
という言葉は自分自身について、自分の仕事に対する価値観について、自分が感じていることについて、自分がしようとしていることについて、言葉以外の方法で伝える為の手段の一つを語っていますね。

どんなストレスを受けても、どんな論争に巻き込まれても平然としている(快適な様子を見せている)リーダーのもとに人は集まる。

最も大切なのは全体として自分の存在をどのように見せるか、どのような態度で、どのように行動し、どのように振る舞うか。

話術の巧みさで知られたチャーチルは演説の前には俳優がリハーサルするように何度も何度も練習を重ねた。

言葉によるメッセージをより強く伝える為に、リスクを取るというノンバーバル・コミュニケーションを取ることでメッセージを強めたリーダー達。

リーダー・シップの定義には先陣を切り、後ろから続くものを率いるという意味も含まれる。

「まわりの人は私をどんな風に見ているか?」
「私は私自身をどんな風に見ているのか?」
「私は同僚や顧客にとって(美形という意味でなく)魅力的だろうか?」
「私には市場価値があるだろうか?」
「私は周りの人によい印象を与えているだろうか?」
「私には周りの人が不愉快に感じることがあるだろうか?」

気づかないうつちに自分自身が発しているメッセージ。

周囲の人達が観察した結果から、私達の地位、経済状態、教育、信頼性、教養、生い立ち、古くからの習慣にどの程度こだわっているか、など、どんな人間なのかを伝えるメッセージを読み取り結論を出す。

イメージも習慣もほとんどがノンバーバルであり、人から見られている。

これはビジネスの場でも同じ。自分の職場環境や、対外応対が顧客にどういうメッセージを投げているか。

「自分が上司になった時、どんな人を雇い昇進させますか?」

態度、能力、行動の迅速さ、振る舞い、判断力、自信、これらをどうやって作っていくか。

周りの世界を鋭い目で観察し、人の心を正確に読み取り、他の人より先に物事を認識し、実行する。

人は繰り返し行うことで作られる。優秀さは行動ではなく習慣である、という言葉の意味がよく理解出来る本でした。

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ジョー・ナヴァロ トニ・シアラ・ポインター 河出書房新社発行年月:2011年01月 ページ数:270


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