海猫亭日誌

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zoom RSS 奪われる日本の森 外資が水資源を狙っている。 平野秀樹 安田喜憲

<<   作成日時 : 2010/05/20 23:53   >>

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私は本を読むスピードをそんなに遅くないと思うのですが、この本はなかなか読み進めない本でした。面白くないから、ではなくて怖くて。

読めば読むほど今この国がどんな危ない状況にあるのか。なのに、その危険に備えていないのか、という事がまじまじと解かって怖かったのですね。

読み始める前は少しタイトルが扇情的だなあ、と思ったのですが、読み終わると、このくらいのタイトルの方が知らない人の危機意識を刺激する為にはいいかも、と思ってしまいます。

それぐらい今の日本の状況はやばい。読み始めた頃、連想したのは選挙という合法的な手段で国を奪われた(アメリカ合衆国に併合された)ハワイ王国との類似性だったのですが(国を守る為に必要なリスクヘッジを行わなかったわきの甘さ、外国から差しのべられた手の良い面だけを見ていなかった認識の甘さなんか、よく似ているな、と思ったのですが、相手がアメリカであることを考えると、この感想はハワイ王国に対して辛すぎるかも)読み進むにつれて、これって介護の問題とかぶるかも、とも思いました。

きちんと先を見通せば、予想される事態とそれを防ぐ為に採るべき手段は明確なのに
「そんなの個人の問題でしょ」
と必要な費用を出し惜しみして、個人の善意と努力に丸投げしたあげく、疲労しきった個人が力尽きて、これ以上は出来ません、と問題が顕在化し始めてから慌てて泥縄で対策を検討し始めるところなんて、そっくり。

介護施設に入れない待機老人が話題になって久しいけれど、水源地の権利についても同じ状態になったらしゃれになりません。
なんたって動物は水がなければ生きていけないのですから。最初は黄金を欲しがったミノス王だって、最後は黄金よりも食べ物が欲しいと哀願しましたよね。まして水でしょ。

日本は資源のない国ですから、なんて、まだ思っている訳でもないでしょうに。時代は変わったんですから。日本は水という世界中の人が、まず欲しがる大事な資源を持っているじゃないですか。

水という資源を得る為には、水を守り、産み出す、水源地の森が必要。それを守り維持することが国防だというのに、国を動かせる中枢にいる人達に、その意識が薄い、ということに、とてつもない恐怖を感じてしまう。

たぶん日本の政治家や官僚よりも、、水の大切さを熟知している外資系企業の経営陣、富裕層、他国の官僚達の方が、日本の森の大切さを理解していますよね。

手を打つまでの時間が残っているといい、と思わず祈りたくなってしまう本でした。

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