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長年の敵よりもビジネス参入組の方が厄介なんだ、というところに可笑しみを感じてしまいました。 日弁連の会長に宇都宮氏が就任したことに消費者金融業界が淡い期待を抱いているそうで。 宇都宮氏といえば 「弁護士は弱者救済の為に存在する」 と明言され、多重債務問題やオウム被害者の救済、和牛商法摘発への協力など長年様々な団体と渡り合ってきた方。 弱者が喰いものにされないように、と過払い利子の返還請求ができるようにご尽力された方。 どう考えても消費者金融業界にとっては目の上のたんこぶ。そんな人が日弁連の会長になることに何故消費者金融業界が歓迎するのだろう?と不思議に思ったら続きを読んで笑ってしまいました。 ポリシーのないビジネスマンよりもポリシーのある敵の方が戦いやすいのね。 利子の過払い請求が出来るようになったことで長年多重債務に関わってきた弁護士の他に、これはビジネスになると新規参入してきた弁護士が過払い利子請求に関わるようになったそうで。 そりゃあ消費者金融業界にとってはうっとうしいわね。 で宇都宮氏の目的は多重債務で苦しむ人の救済。その救済の手段として弁護士がいる。ここに新規参入組との間に目的のずれがあるのですね。 新規参入組の目的はメシの種。自分の収入(仕事)を増やす為に過払い利子請求を引き受ける。 目的が弱者救済の宇都宮氏にとっては、救済の手段としての過払い利子請求で弁護士が儲けることは本末転倒で好ましくないと考えるだろう。 なので依頼人を救うのに相応しい額、依頼人が弁護士に依頼するのをためらわない額に報酬を自主規制するように働きかけるだろう。 報酬額が抑えられれば、これはビジネスとして旨みがないと判断した新規参入組が減るのでは?と消費者金融業界は期待しているみたいですね。 理屈を考えれば筋は通っているのですが、長年の敵の会長就任を喜ぶというのはやっぱり可笑しみを感じますね。 宇都宮氏が会長選挙で選ばれた理由に 「弁護士の急増は競争をあおり、質を低下させる」とし、司法試験合格者数を千五百人程度に減らす」 と主張したことが急な人員増加でパイの奪い合いを怖れる地方の弁護士の心を掴んだとあったけれど、宇都宮さんからすると数ばかり増やしたって質が低下したら意味ないだろう。貧すれば鈍する。 弁護士が弱者救済という本来の存在意義を果たす為には、それが出来るような環境。生活の為にやむを得ず限りなくグレーに近い仕事を引き受けなくてもすむ環境が必要である、と考えているのでしょうか。 司法制度改革はただ司法試験合格者を増やせばいいと考える政府よりも筋が通ってますね。 プロフェッショナル 仕事の流儀 弁護士 宇都宮健児の仕事 人生も仕事もやり直せる 楽天ブックス 宇都宮 健児[出演]このアーティストの新着メールを登録する発売日:2006年09月22日登録情報レー 楽天市場 by ![]() |
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