海猫亭日誌

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zoom RSS タイガー・モリと呼ばれた男 幻の剣士 森 寅雄の生涯 早瀬利之

<<   作成日時 : 2010/02/01 21:34   >>

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歴史はタペストリーだなあ、と思わずつぶやきたくなる1冊ですね。

講談社創業者の甥であり、報知新聞社社長になっていたかもしれない人であり、昭和の武蔵と呼ばれたほどの剣客で、「タイガー・モリ」の名前でアメリカ西部の新聞紙上を賑やかせていたフェンシングチャンピオン。

戦前って通信手段が限られていたじゃないですか。電話は、まだまだ高級品。手紙か、そうでなければ直接会いに行くか。人と人との交わりに使える手段は限られている。でも、その分とても密度の濃い交わりがあった感じがするのですよね。

日本人としての心を忘れない為に、と乞われてハワイに出向いた彼が剣道を教えた子ども達は
「何ごとも勇気と気迫が大切である。気迫と勇気さえあれば何ごとも叶えられる」
 という教えに支えられ、自らがアメリカ人であることを証明する為に志願して442部隊に入り、致死率の高さと引き換えに
「最も有能な部隊」
「ナチスと人種的偏見。君達はこの二つの的に勝利した」
 という称賛の言葉と戦後日系人の繁栄を築く礎となった教育を受ける権利を得る。

 誰かの行動が誰かに影響を与え、影響された誰かの行動が別の誰かに思いもよらない結果を与えることとなる。
 人と人との交わりが、どういうタペストリーを織り上げるのか本人達には分からなかったことの結果を知ることが出来るのが歴史を知ることの醍醐味なのでしょうね。

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