海猫亭日誌

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zoom RSS 噂の女 神林 広恵

<<   作成日時 : 2009/01/20 23:22   >>

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奈良の調書流出事件での、著者の態度にあまりに呆れたので、う〜む凄いわジャーナリストってこういう人じゃないと出来ないのだわ〜、と唸った本を思い出してしまいました。

広告をつけるとスポンサーへの矛先が鈍るからとの姿勢を貫いた噂の真相の(どうでもいいことですけど、これ暮らしの手帖もそういう方針でしたね。名物編集長のいる雑誌は読者に誠実であろうとするとそういう方向に走るのかな?)名物美人編集者が書いた入社してから噂の真相が休刊するまでの16年間の独白です。

奈良の事件の自称ジャーナリストと違って、この人はとにかく筋が通っている。夜討ち朝駆け当たり前。きちんと裏を取って間違いない!と掴んだら、名誉毀損で訴えられようがしっかり記事にする。

この人だったら奈良の事件でも情報提供者が誰かを悟られないようにしたまま、しっかり記事にしたでしょうね。もちろん情報提供者の名前を明かすなんてへたれなことはしない。
(だって東京地検特捜部に刑事告発されても受けてたっちゃった人達ですよ。警察の裏は闇というけれど東京地検特捜部もけっこう私怨や思い込みで動いてるんだな〜と面白かったです)

著者が筋が通った人のせいか、魑魅魍魎たっぷり権力ってなに?っていう怖い話でもあるのですが、非情にからっとしていて爽快感がありますね。しかも非常に詠みやすい。さすが名物編集者。

自称プロの行いにうんざりしたので、しっかりしたプロの話を読み返したくなりました。

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内 容 ニックネーム/日時
 ひとは誰でも自分に都合のいいように物事を運び
たいものですね。
自分ひとりで誰にも反論されることなく一方的に
書ける著書であればなおさら。
 裁判のきっかけになった某有名作家の記事は、
情報提供者に「あなたが証言者だということは絶対に誰にもわからないようにします」
「他の人に取材して、複数証言で記事を書いたyo 」と約束しながら、取材テープを書き起こしただけの単独インタビューにしたてあげています。
 冒頭からして「長年つとめたスタッフは語る」と
ものすごいインパクト。長年つとめたのはお一人
しかいないので、情報守秘義務もネタ元秘匿の原則
もどこへやら。何それ美味しいの? 状態です。
そして、その冒頭部分は情報提供者には、発売日を過ぎてからやっと見せたという騙しっぷり。
ゲラ(試し刷り)は、ファックスが調子が悪くて
今送りなおした(ウソ)、その直後からは「取材で留守」(もちろんウソ)、雑誌は発売日のすこし前に定期購読者や執筆者に郵送するものですが、
「その時送ったのが住所不明で戻ってきた」(当然
ウソ)「いま送りなおした」(さらにウソ)
こうして、証言者氏が心配しているうちに、作家氏や元同僚のほうが先に記事を読んでいて、「よく
あそこまで証言したね」「どういう心境」などと
言われるというお気の毒な事態に。
 作家の激怒ぶりに他のスタッフは恐れをなして、
裁判に出てくれたのも結局この人物ひとりきり。
そんなありがたい存在なのに、後ろめたさから、
編集部内では副編集長とコンビになって、「あの人が臆病風に吹かれて証言を出し惜しむようになり裁判が不利になった。そっちにかかりきりで自分も編集の仕事に戻れない」と女優ぶりを発揮。
そんな舞台裏を知ると、どんなに真摯な印象でも
「自伝」「評伝」などは眉唾なんだなあと学習
できました。
わくわく
2010/09/11 03:48
「自伝」も「評伝」もそれを書いた人の視点からの語りに過ぎないでしょう。
一つの事実を百人が語れば、百人それぞれが違った視点で一つの事柄について語るでしょう。
なので、その裁判について詳しく知りたいと思えば、別の人が書いた別の視点からの書籍を複数読まなければならないでしょうね。
ただ、私はその裁判についてそこまでする程の興味はないので、この本を面白く読みました。
ねこ
2010/10/26 22:55

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