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zoom RSS 心を開かせる技術 本橋信宏

<<   作成日時 : 2008/11/24 22:44   >>

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「持って生まれた資質は変えられません。けれど行動は変えられます」

 内気で初対面の人と会うより部屋で本を読んでいる方が好きだった
 著者は書きます。

 人見知りで口下手。AV女優から元赤軍派議長まで、心を開かせ肉声を
聞き取ってきた名インタビューアーが自分を語るには、およそ似つかわしくない
 言葉ですが、そんな自分が何故多くの人の心を開かせることが出来たのか?
 の理由を著者はこう書きます。

 「どんな人間でも、聞くべき半生があり、下手な映画やドラマよりもずっと
  面白いエピソードがあるものです」

 「コミュニケーションを円滑に図る最大のポイントは好奇心を持つこと。相手への好奇心であり、森羅万象への好奇心です。一度この世に生まれたからには少しでも知らない世界をのぞいておきたい。だから人に会い、人から話を聞く」

 「人間は無視されることが一番つらいです。どんな人間でも自分の話を聞いてもらいたがっているのです。だからこそ“他者への好奇心”は心を開かせる最大のポイントになります」

 「『心を開かせる技術』は単なるテクニック的な技術ではなく、あくまで心から相手を理解しようと欲する情熱こそが大事なのではないでしょうか?」
 
なるほど、これは心を開くわ。人間は理解されることに対して、とても弱い
 生き物ですもの。この基本を抑えているから

「『筋を通す』という大人の世界でよく耳にする慣用語があります。どんな物分りががいいように見える御仁でも自分が無視されると途端に口やかましくなるものです。コミュニケーションを円滑に図るには筋を通すことも忘れてならないポイントです」
 
と、いう言葉が出るのですね。他にもこの本凄い言葉が溢れています。

「だいたいお客が断る理由というのは、沢山あるように見えて、実際は5つか6つ
 いやもっと絞り込めば3つ程度なんですよ。
 ちょっと高い、いまは必要じゃない、興味がない。商品セールスの場合、
だいたいこの3つなんです。
 だったら、この3つに対しての答え方を準備しておけばいい。
あとはその応用なんです」

 AV界の帝王、村西とおるさんの言葉だそうです。村西とおる流応酬説法のポイントは
  @ 最大の問題点を後回しにすることなく冒頭に持っていく。
 A 問題点を逆にメリットに変えてしまう。
  B 自己の存在を刺激する。
 C 相手を徹底して褒め称える。
 D ユーモアを忘れない。
 
ううむ、凄いわ。勉強になるわ。確かに生きていくうえで必須となる応酬説法は
 突き詰めて考えれば問題になるのは3つ程度かもしれませんね。
 
3つに絞ったテーマを考えて、問題を避けることなく冒頭に持ってきて、むしろメリット
 になるように思わせる。

 「私にはその気がない」

 と拒否してくるなら

 「その壁を乗り越えれば違った世界が開いてくるんだ」

  と、チャレンジすることで新たな可能性が開かれることを指し示す。
  そして、相手の存在を賞賛し、ユーモアを忘れない。
  万人に効果的なツキの話を付加する。

 うーむ、使えるわ〜。確かにこれなら相手を説得するだけでなく悩みを解決して
  いくこともできそう。

 もう一人のカリスマ監督 代々木 忠さんの言葉も凄いですね。

 「自分が心の中で作ったものは自分でしか解決できない」

 「星は見えているんだけどと見ていない。
生きていくことは星が見えていることに気づくこと」
 
「対象を否定的にとらえてしまうと、否定したものに
エネルギーを与えて肥大化させてしまう」

 こういう言葉がぽろりと出てくるというのは凄いなあ。

 「撮影現場に限らず、心を打つ言葉は何かに打ち込んでいる時に、ぽろっと出てくるものです。特に相手が仕事をしている時の現場でよく起きるものです」
 
と、いう言葉は、そうなんだろうなあ、という感じでなんとなくわかりますねえ。
 
この他にもインタビューや交渉ごとについて

 「相手の情報を得た上で話をすると、さらに深い内容まで踏み込めるものです。もっとも事前に得た情報は、あくまでも情報であって、それが正しいのかどうかは話のテーマとして本人にひとつずつ当たっていくべきものです」
 
とか

 「意味深な言葉を投げかけて、相手の注意を逸らすテクニックは人生経験豊富な人間がよくやる手です。相手にうまく突っ込んだつもりでも、相手に誘導されている危険性を常に感じながら話をすべきでしょう。人間には肝心な点を言わずにぼかす防衛本能があります。そこをいかに突き崩すかは、話を具体的に聞きだすことから始まります」

 などのメモしておきたい言葉がてんこもりの1冊でした。 

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